奪わないで!
裏の園庭では、サッカーやら、ストライダーやらのあそびが繰り広げられています。
みそのホイクエンの園庭は、でこぼこで、サッカーやるのも、筋トレをやりながらのサッカーになっちゃうのです。
坂道だからコロコロ転がっていくから、おっかけながらのサッカーだし(笑)
これを、いかに転ろがらないように、そしてじぶんたちの方にいかに有利になるのか?!
を瞬時に考えてるんだから、すごいなあと、感心してしまいます。
ストライダーっていう乗り物だってそうなんです。
たけちゃん(2歳児)が、でっかめのストライダーにまたがって、斜面の下の方から「よいしょ、よいしょ」ってな感じですこしずつ動かしていました。
見ていたら、どうやら、斜面のいちばんたかいところまでもっていきたいようです。
やっとこさっとこ、いちばん上までたどり着きでっかいストライダーで「シャーッ!」とまでは、いかないけど「するする」とすべってきました。
たけちゃんは、どこにいけば、スピードがでておもしろいんだってことをわかっているんですよね。
ストライダーでいろいろあそんでみて、すべって、ころんでを繰り返しているうちに、「どこでやるのがじぶんがいちばん、おもろかったか」っていうのがわかってるんですよ~。
おとなは、こどもがこうやって、すべってころんでおぼえていく空間をうばわないようしないとね。
おとなが「こんなことみてられないわ~」と思う「はらはらドキドキする気持ち」は、おとなにとっても大事なんです。
そのこのやってみようとするちからを、見届けて、てもくちも、できるだけださないようにすると、こどもがじぶんの「やってみたい気持ちの満足感」を、みずからてにしていくことができるんです。
こどものじかんをおとなが奪わないで、こどもじしんのなかに置いておくことが、おとなのできることかもしれません。
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