教えてもらう
くるりん森のなかには、おいしいものがいっぱいあります。
今から、ルビー色に輝く野イチゴ。
それに、わらびにスカンポ。
またまた、今が旬のくわのみ。
これを摘んで食べていると、手が紫色になります。
おとなのわたしでも、やめられないとまらないで、ずーっと、摘んで食べていられます。
昨日の夕方、こどもたちと、一緒に行って、摘んだり食べたりしながら遊んできました。
森に行ったとき、ある程度たべられるものをしっておくと、いいですよね。たのしい。
くるりん森はほんとにしずかで、聞こえてくるのは、鳥の声ぐらいしかない時があります。
夜に、来てみたいなあとおもうのです。
ふくろうの羽がおちていたので。
観察に来てみたいもんだと思ってしまいます。
何回も何回も森をあるいていたり、あそんでいたりすると、その森のことがわかるようになってきます。
森は言葉を発しないので、こちらから「教えてもらう」しかないのです。
どんなところに危険があるのか。
どんな生き物がいるのか。
どの辺の場所がぬかるんでるか?風がぬける場所なのか?とかとか。
森に「教えてもらう」ことで、そこで過ごす楽しさや良さを味わうことができるのです。
こどもに向き合うときもおんなじじゃないかなと思っています。
おとながじぶんの考えが及ばないなあというところにぶつかったときは、こどもに「教えてもらう」。
昨日、おもしろいあそびうたをこどもたちが作っていたのでそれをきいたら、楽しくなりました。
「あそんじゃう?あそんじゃう?あそんじゃおっか!」は、あそびたいときのうた。
「あそばないとく?あそばないとく?あそばないどこっか!」は、あそびたくないときのうた。
こどもたちはいろいろできちゃうんです。
そういういことだよって、わたしたちにこどもが教えてくれるんですよね。
どんなことでも「教えてもらう」っていう気持ちが受け取り手にあるといいんじゃないかなと思うんです。
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